腰痛に効くツボを紹介|ツボの場所や押し方の注意点を紹介について
腰痛にはツボ指圧
私たちの日常生活では腰への負担も大きく、
腰痛に悩む人は昔からたいへん多くいらっしゃいます。
その症状や程度については人それぞれでしょう。
そして、その要因も、体形や年令などの身体から、
生活スタイルや仕事などの環境などからとさまざまです。
腰痛について、日頃どんな予防や注意をすればよいのか、
あるいはどのように解消すればよいのか知っておくことは大切です。
まず、一日をチェックしてみましょう。
朝起きてからどんな動きをするのか注意してみてると、
腰に負担をかけすぎた動きをしていませんか。
どうしてもその動きをしなくてはならないのか、
注意して減らせる負担がないかチェックしてみることも大事です。
しかし、どんなに注意を払っても、腰というのは寝ている時以外は殆んどずっと背骨を支えています。
ですから、その負担は非常に大きいわけです。
腰にある筋肉は、背骨を支えるために緊張が続いて血液の流れが滞りやすくなります。
その結果、腰痛となって現れてくるのです。
ですから腰痛を和らげるには、この滞った血液の流れをスムーズにしてあげればよいのです。
それにはツボ指圧によって腰の筋肉の緊張をほぐしてあげる方法がおススメです。
ツボ指圧によって緊張を解かれ、血液の流れがよくなったら、
しばらくその快適な状態を保つためにも横になっているのがいいでしょう。
つまり夜寝る前に行い、そのまま休むとよいですね。
ツボの位置がわかりにくい場合は、ツボの周囲を触ってみて押してみます。
その時に痛い場所、響く、気持ちのよう感じを受けた場所あればそこがツボです。
腰痛のツボ指圧 ~注意点~
腰痛のツボ指圧を行うときに注意すべき点があります。
≪指圧する時間≫
ひとりでツボを押す場合、ツボの場所がなかなか分からなくてあちこち押したり、
心地よい刺激につい指圧時間が長くなってしまったりするので注意しましょう。
指圧する時間のめやすは、一箇所につきだいたい1分以内、
全身でだいたい20分程度で終わるようにしましょう。
それ以上長く押していても、次第に感覚が麻痺してしまうのでせっかくの指圧効果も薄れてしまいます。
また回数は朝と晩の1日2回がよいでしょう。
≪ツボ指圧をしてはいけないとき≫
* 急性の腰痛
* 妊婦さんは絶対に指圧を行ってはいけません。
* 飲酒時(感覚が麻痺しているため指圧効果に欠ける)
* 食後 (指圧により神経活動が分散し、消化不良をおこす場合があるので
食後は指圧をせずに神経を消化器系に集中させましょう。)
* 指圧をする部分に傷ややけどをしているとき
* 風邪をひいているとき
* 入浴中や入浴直後
* 熱があるとき (指圧によって血行がよくなり発熱物質の活動がより活発となるため)
≪2人で指圧をおこなうとき≫
指圧を受ける側の人がうつぶせになり、相手がそこに馬乗りになって指圧をする場合、
力が入りすぎて危険です。
胸の下にクッションをあてたり額には枕などをあて、
馬乗りではなく横にすわって体重をかけすぎないように押してもらいましょう。
また、お年寄りに指圧する場合には骨折の恐れがありますので、力の入れ具合には十分注意しましょう。
手の甲にある腰痛に効くツボ
腰痛に効果のあるツボといえば背中や足に多く集まっています。
そして、効果のあるツボは手の甲にも存在しています。
腰から離れた場所にあるツボですが、まるでリモコンの遠隔操作のようにとても効き目があります。
手であれば、ひとりでの指圧することができるのでぜひ覚えておきましょう。
手の甲にある腰痛に効果のあるツボは、名前に特徴があります。
腰の字が入って、「腰腿点(ようたいてん)」といいます。
腰腿点(ようたいてん)の位置は、
手の甲側の人差し指と中指の骨を手首に向けてそれぞれなぞって接合する場所です。
この腰腿点(ようたいてん)は一つ目の腰腿点なので
「第一腰腿点(だいいちようたいてん)」といいます。
二つ目の腰腿点は、薬指と小指の骨をなぞっていって骨の接合する場所で、
こちらを第二腰腿点(だいにようたいてん)といいます。
この二箇所の腰腿点をゆっくりと指先を食い込ませるように押してみます。
腰に響くような感じがしたらそこがツボです。
ツボに入った方の腰腿点を指圧してみましょう。
本来、急性の腰痛の場合は自分での指圧は避けるべきです。
しかし、この手の甲の腰腿点は急性の腰痛にもとてもよく効くとされています。
急性の痛みにはぎっくり腰がありますが、痛みが治まっているときに腰腿点を指圧するのがお勧めとされています。
もちろん、急性だけでなく慢性の腰痛や腰が重くだるいなどという症状にも、
この手の甲にある二箇所の腰腿点を指圧するのが効果的です。
足にある腰痛に効くツボ
「足つぼ(足裏)マッサージ」という言葉をよく見たり聞いたりするようになりました。
疲れて腰や足が痛むといったときに、うつぶせに寝転んで誰かに足の裏を踏んでもらったり、
踏んであげたことはありませんか。
足の裏をそうやって踏んでもらうととても気持ちがよいですよね。
そのわけは、足の裏には全身に影響するツボが密集しているからなのです。
もちろん、腰痛に効果のあるツボもこの足に多く存在します。
腰痛に効くツボをあげてみましょう。
おすすめは、「委中(いちゅう)」「照海(しょうかい)」「曲泉(きょくせん)」「風市(ふういち)」です。
「委中(いちゅう)」
位置は、膝の裏側の真ん中です。
親指で押して刺激しましょう。
膝の痛み、腰痛や坐骨神経痛などにも効きます。
「照海(しょうかい)」
位置は、足の内くるぶしのちょっと下、指幅1本ほど下です。
親指の腹で指圧します。
腰の痛みに効く以外に冷え性や花粉症、不眠症などにも効きます。
覚えておいて、それらに悩んでいる人に教えてあげてもよいですね。
「曲泉(きょくせん)」
位置は、膝を伸ばした状態の膝の内側のくぼみにあります。
親指の腹で指圧します。
腰の痛み以外にも膝関節炎や月経痛、月経不順にも効きます。
「風市(ふういち)」(風市は「ふうし」との読み方もあります。)
位置は、直立して両腕を素直に両脇に垂らして中指の先が当たるところにあります。
親指の腹でゆっくり押してゆっくり戻す、というのを何回か繰り返す押し方の「緩圧法」で指圧します。
このツボは、腰痛以外にも膝の痛みにも効果的です。
背面(背中)にある腰痛に効くツボ
腰痛でツボを押すとき、手の甲や足のツボならば自分で指圧することができます。
しかし、ツボというのは背面(背中)側にも多く存在します。
背面を自分で指圧するというのは、ちょっと難しいですね。
では、どうしたらよいのでしょうか。
まず、ツボの位置を確認します。
次に、仰向けに寝て背中のその位置にゴルフボールなどを挟み、
あとはそのボールがツボにあたるようにゴリゴリと刺激する方法がよいでしょう。
もし、誰かに指圧を頼めるならば、うつぶせに寝てクッションや枕などを胸の下や額にあてて行いましょう。
指圧をしてあげる人は馬乗りになって行うと力が入りすぎてしまうので、
横に座っておしすぎないように力加減をしながら慎重に指圧しましょう。
背面には3つの有名な腰痛に効くツボがあります。
「大腸兪(だいちょうゆ)」「腎兪(じんゆ)」「志室(ししつ)」です。
「大腸兪(だいちょうゆ)」
位置は、背中側の骨盤の上の辺りで背骨の両側指幅2本分のところにあります。
親指の腹でゆっくり押してゆっくり離すを繰り返す"緩圧法"という指圧方法をします。
腰痛、坐骨神経痛に効果的なうえ、便秘にも効きます。
「腎兪(じんゆ)」
位置は、大腸兪(だいちょうゆ)の上に指幅3本分ほどのところにあります。
これも親指の腹でおす緩圧法でおこないます。
腰痛以外にも、下腹部の内臓(腎臓・膀胱・生殖器・大腸など)の疾患にも効きます。
「志室(ししつ)」
位置は、腎兪の位置から外側に向かって指幅2本分のところにあります。
このツボもまた腰痛や坐骨神経痛などの腰に効き、胃腸や全身の疲労にも効果があります。